北海道教育大学函館校地域協働推進センタ-と共催した「仮称・函館アカデミア準備会」を2025年3月特別例会として実施しました

北海道教育大学函館校地域協働推進センタ-と共催した「仮称・函館アカデミアの準備会」を特別月例会として、3月23日(日) 函館市地域交流まちづくりセンタ-2階多目的ホールで実施し、函館や近郊の市民団体から30名超(そのうち会員7名)が参加しました。

社会的要請(*)や複雑化する地域課題に対応するため、道南の歴史、文化や自然史の研究・継承に携わる市民団体が連携する仕組み「仮称・函館アカデミア」の発足に向けた準備会を開催しました。

*歴史文化を支える市民や地域団体などの相互連携や、未指定を含めた文化財の保存・利用(まちづくりに生かす)など地域社会が一体となって取り組んでいくことなどの国の方針

準備会の内容

準備会は、会次第にしたがい、「開会の挨拶」(準備会 佐々木馨代表)で始まり、「趣旨説明」(準備会 奥平理副代表など)、「話題提供」(北海道教育大学函館校 平井 健文様と(株)トータルメディア開発研究所 松山 昌弘様の講演)、「仮称・函館アカデミアの方向性について」を経て「閉会挨拶」(準備会 田原 良信副代表)で閉会しました。

「趣旨説明」、「話題提供(講演)」と「仮称・函館アカデミアの方向性について」の 概要は、つぎのとおりです。

趣旨説明

  • 少子・高齢化やそれに伴う人口減少地域社会の変化や価値観の多様化などで、文化遺産を次世代に継承していくことが難しくなっている。
    具体的には、地域の歴史・文化を担ってきた地域団体の多くが、会員の減少・活動資金の制約など単独運営における諸課題に直面している。
  • そこで、社会的要請や複雑化する地域課題に対応するため、歴史・文化の継承に関わる団体が連携する仕組み「仮称・函館アカデミア」の発足が必要。

話題提供(講演)

北海道教育大学函館校 平井様が「今日の文化遺産をめぐる動向~日本の文化財行政を中心に~(資料は添付参照)」と(株)トータルメディア開発研究所 松山様が「博物館における展示・事業などの動向」について、講演されました。

仮称・函館アカデミアの方向性について

  • 体制:参加団体は、水平型ネッワ-ク
    事務局は、北海道教育大学函館校地域協働センタ-
  • 検討課題:
    ①各団体の活動の持続可能性について
    ②現代的な地域課題への対応
  • 今後:例会は隔月開催。上記課題について議論し、各団体へのフィードバックや団体間連携などに対処する。

仮称・函館アカデミアの初回会議について

初回会議は、各団体の意志決定などを踏まえ、6月に開催する予定です。

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