博物館友の会共催 市立函館博物館 9月講座「五稜郭探求~五稜郭と箱館戦争を検証する~」に参加しました

市立函館博物館 9月講座「五稜郭探求~五稜郭と箱館戦争を検証する~」は、9月27日(日)13時30分から15時30分に開催され、応募された方に加えて、会員3名が参加しました。
市立函館博物館 9月講座は、「五稜郭跡の中を散策し、五稜郭の歴史や箱館戦争について学ぶ」ことを目的に行われました。講師は、五稜郭や箱館奉行所などの歴史に造詣が深い博物館友の会の田原良信 会長が務められました。

田原さんは、五稜郭跡の中を散策しながら、五稜郭築造の経緯、箱館奉行所の復元や箱館戦争における五稜郭のはたした役割などについて、説明されました。

  • 五稜郭の築造は、堀割‧土塁(五稜郭)の築造工事⇒五稜郭北側の役宅の工事⇒五稜郭内への御役所工事と進められた。
  • 五稜郭は、元治元年(1864)に竣工し、箱館奉行所の業務が開始された。
  • 明治4年(1871)に解体された箱館奉行所は、平成22年(2010)古写真・絵図面・文献資料をもとに全体の3分の1の範囲について木造建築で立体復元された。
  • 五稜郭は、箱館戦争において明治2年(1869)5月 新政府軍軍艦“甲鉄”から艦砲射撃をうけ、数日後に戦争が終結。

市立函館博物館9月講座は、博物館事業の後援・協力の一環で友の会共催にて行われました。参加された方は、講座内容だけでなく博物館や友の会への理解や関心の促進にもつながったと思いました。今後とも博物館との連携をより密にして博物館事業の発展に寄与する必要があります。

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